東北夏祭り制覇の旅行プラン
青森のねぶた祭り、秋田の竿燈祭り、山形の花笠踊り、仙台の七夕祭り。
この東北夏祭り4つを全て見てしまおう!という欲張り企画です。
東北の夏祭りはスケジュールをうまく作れば、一気に回ることが可能なんです。
それは、それぞれのお祭りがうまくずれて重なっていることと、日にちが決まっているからです!!!
それぞれのお祭りの日程は・・・
青森のねぶたは8月2日から7日。 秋田の竿燈は8月3日から6日。 山形の花笠は8月5日から7日。 仙台の七夕は8月6日から8日。
例えば、8月3日:ねぶた 4日:竿燈 5日:花笠 6日:七夕・・・
こんな感じで4日間連続のお祭り巡り・・・夏休みを利用して、東北夏祭りを堪能してみませんか?
◇◆旅行プラン◆◇
1日目:朝、東北新幹線で東京を出発。夕方まで青森市内見物。
夜、ねぶた祭り見学(19時頃から21時頃)。青森泊
2日目:午前中に秋田へ移動(電車特急で約2時間30分)。
夜、竿燈祭り見物(18時30分頃から21時30分頃)秋田泊
3日目:午前中に山形へ移動(電車で4時間から5時間)。
夜、花笠踊り見物(18時頃から21時30分頃)山形泊
4日目:午前中に仙台に移動(電車約1時間30分)。
到着後、七夕祭り見物。夜、新幹線で東京帰着
総費用目安:約10万円(宿泊先により変わります)
◆1日目:
東北新幹線が延長したので、東京から青森まで4時間程度で行くことが出来るようになりました!随分近くなったものだと思います。
朝8時台の新幹線に乗れば、昼過ぎに青森に到着です。ねぶたは夜からですから、腹ごしらえの後、少しだけ青森観光が出来ますね!
青森ねぶたと言えば、歌舞伎や神話などを題材にした勇壮な灯篭の「ねぶた」が街中を練り歩く、そして「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに跳ね回る「ハネト」、笛や太鼓の音・・・これらが一体となって街中が燃え上がる一夜となります。
その勇壮さは東北の夏祭りでも一番です!「ハネト」は誰でも参加ができるそうですから、体力に自身のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?きっと最高の思い出になることでしょう!
◆2日目:
青森から秋田への移動は特急を使えば2時間30分程度です。
うまく特急に乗れないと4時間30分くらいかかります!電車の時間には要注意です!
竿燈まつりの開始も夜からなので、昼頃に秋田に着くように移動して、秋田見物をするもよし、青森見物をしてから秋田へは夕方へ着くのも良しです。
でも・・・早めに秋田に着いて、夏ではありますが、秋田名物「きりたんぽ」など食べるのが良いでしょうか(笑)
竿燈まつりの「竿燈」とは「さお」と「あかり」。長い竹竿にたくさんの提燈が下がっているものです。竿燈全体を稲穂に見立てて、豊作を祈るお祭りだそうです。
大人用の「大若」と呼ばれるのもので、重さ約50kg、長さが12m、提灯の数が46個と非常に重いものだそうです。
これなら、持つだけでも大変バランスを取るのが難しいと思いますが、その竿燈を「流し」「平手」「額」「肩」「腰」などにのせてバランスを取る・・・その妙技は驚嘆に値します!
ねぶたと比較すると、やや大人しい、女性的な感じがするかもしれませんが、ねぶたとはまた違った、独特の趣が感じられることと思います。
◆3日目:
秋田から山形への移動は・・・まあ、覚悟しておいてください。4時間以上かかります。
ですから、この日は移動日と割り切ってもいいですね。夜から始まる花笠まつりの前について、お祭りを堪能するのも良いと思います。
しかし、体力的に余裕があるならば、一箇所だけ観光しておきたいです。
それは立石寺です!通称「山寺」といったほうがおなじみかもしれませんね。
芭蕉の名句「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」で有名です。
山形駅からはJR仙山線で約20分、車でも山形駅から30分程度で到着します。
花笠まつりは、盆踊りで有名な「花笠音頭」に合わせて、華やかな衣装と花笠を手にした踊り手が街中を踊り歩きます。
花笠音頭は「ハー、ヤッショ、マカショ」の掛け声で有名ですよね!?
見るだけでもその熱気に当てられそうですが、踊りたくなった場合も「飛び入りコーナー」も準備されていますから、腕に自身のある方もない方も、体がうずいたらぜひ飛び入りご参加ください!
◆4日目:
いよいよ東北夏祭りツアーも最終日、仙台の七夕まつり・・・
全国各地で行なわれている七夕まつりのルーツが仙台七夕まつりのようです。
仙台の七夕まつりは、昨日までの3つのお祭りとは趣が異なり、どちらかというと地味です。地味というのは、動きがないからです。
しかし、仙台の商店街に飾られた七夕の飾りの数はものすごい数にのぼりますから、見る方としては圧倒されてしまうと思います。
仙台七夕の特徴は、本物の和紙と本物の竹を使って飾り付けを行うこと、それから「七つ道具」と呼ばれる飾り付けが必ずあることです。
「七つ道具」とは・・・「短冊」「吹流し」「折鶴」「投網」「屑篭」「巾着」「紙衣」の7種類です。
それぞれの飾りには次のような願いが込められているそうですから、ぜひ探してみてください!
●短冊:学問や書道の上達 ●吹流し:織姫の織り糸 ●折鶴:家内安全と健康長寿●投網:豊漁・豊作 ●屑篭:清潔と倹約 ●巾着:商売繁盛 ●紙衣:病気災難の厄除け、裁縫の上達
ゆっくり七夕飾りを見物したら、おいしい仙台名物「牛タン」でも夕飯にして、東京に帰って参りましょう。
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